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関西にてフロントエンドカンファレンスを復活、開催させる理由

関西にてフロントエンドカンファレンスを復活、開催させるにあたって、自身のお気持ちを整理する

By jiyuujin at

#Conference
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こんにちは、関西にてフロントエンドカンファレンスを復活させよか委員会の実行委員長の jiyuujin (YUMA Kitamura) と申します。

https://yuma-kitamura.nekohack.me/

現在 wevnal で、一フルスタックのエンジニアとしておしごとさせていただいております。

今回、この記事では「なぜ、関西にてフロントエンドカンファレンスを復活させるのか」について、書かせていただきました。

対象については、以下の読者を想定しています。

  • カンファレンスのスポンサー協賛に興味あるぞ、と考えられている企業関係者または個人の方
  • カンファレンスにスタッフとして手伝いたいぞ、と考えられている方
  • カンファレンスへの登壇を検討されている方

経緯

元々、この手のカンファレンス開催については、コロナ禍の期間中より、複数のカンファレンスにおいてスタッフ業へ主体的に携わらせていただいていました。

2020 年の冬、Flutter のカンファレンスを開催したいと意気投合し、そのノリで翌年の 11 月に初回の開催を迎えた FlutterKaigi というカンファレンスがあります。そんな FlutterKaigi について、一般社団法人化を経て、昨年の開催で 4 年目を迎えることができました。

ちなみに、昨年 FlutterKaigi 2024 のふりかえりについて、スタッフの方で 4 年間の変化を含めつつ書いてもらっているので、良ければこちらもご確認ください。

https://medium.com/flutterkaigi/flutterkaigi-2024-活動報告-d44c4ece2d1d

この FlutterKaigi では自身、コアスタッフのひとりとして、カンファレンスの全体統括をはじめスケジューリングを主にチームをリードしてきました。

そんなカンファレンスの開催について、もともとのきっかけとしては、とある地域の一コミュニティのミートアップから端を発しています。

それは Flutter 日本ユーザーグループ (Flutter Meetup Osaka) 主催のミートアップを開催したことがあります。

https://flutter-jp.connpass.com/event/192795/

近い関係性の下でイベントを開催させてもらうことが多々ありました。

(Flutter ハンズオン開催の様子)

こうしたイベントを含め、これまでコロナ禍に入る手前の 2019 年には毎月何かしらのコミュニティが主催する形で自らその運営をリードさせていただき、域内の企業さんとコミュニケーションをとらせてもらっていました。

そして、実は「かつて」のフロントエンドカンファレンスも、その 2019 年 11 月に開催しており、地域の交流が闊達に行われていたことはとても記憶に残っています。

(関西で開催されたフロントエンドカンファレンスの様子)

ですがその開催を最後に COVID19 蔓延をはじめ、そうしたコミュニティの稼働、自身の運営への関与がぐっと減少します。

フロントエンドカンファレンスについても、例外ではありません。

自身が FlutterKaigi や Vue Fes Japan 等のスタッフ業で忙しくさせてもらっていたことも合わせ、これまで活動させてもらっていた地域のコミュニティへの声かけ、コミットさせてもらうことも疎かになるばかり。

奇しくも時期を同じくして北の大地 (北海道) の方で、大変な盛り上がりを見せるフロントエンドカンファレンスの存在がありました。

https://togetter.com/li/2427448

北海道に同じ界隈の人間が集っているのはもちろん、東京や大阪をはじめとする都市部の地域から集まっているその集客力には、ほんとうに驚かされました。

正直なところこのまま自身が動き出さなければ関西における技術交流の場は失われ、そのまま国内において埋没してしまい、関西に生きる開発者にとって生きづらい地域になってしまうことを危惧しました。

しかし、この手のカンファレンス開催については、誰かひとりが動き出さないと何も変わりません

そこで、丸 3 年にわたり活動してきた Vue Fes Japan のウェブサイトチームもすでに引き継ぎを進めていることも踏まえ、ある程度自身のスタッフ業がおさまりの良いすっきりとした状態の今、もう一度「再起動」をかける必要があるものと考えました。

Vue Fes Japan のウェブサイトチームを率いてきたふりかえり

なお、自身が Vue Fes Japan のウェブサイトチームを 3 年近くリードさせていただいていた経験から、自らふりかえりを書かせてもらっているので、こちらの記事も読んでいただければ。

https://blog.nekohack.me/posts/vuefes-2024-follow-up/

目指すべきカンファレンスのあり方

まず、関西に生きる各コミュニティを繋ぐ場を一堂に提供すること。その場で闊達な技術交流が行われること。そして、多くの知見が人々の脳に刻み込まれ、それぞれの環境において二次的な広がりをもたらすことを目指したいと考えています。

実際、こういったカンファレンスを目指すにあたり今後、カンファレンスのあり方についての深掘りを行わせていただきたく、来週 28 日の キックオフ で語らいあえればと考えております。

https://fec-kansai.connpass.com/event/339864/

カンファレンスに参加してみたい方

これまで読んでカンファレンスに参加したい、というお気持ちを持っていただければ、今回整理させてもらってたいへん有意義であったと考えています。

そして、さらに是非ともお手伝いさせてください、という一段と強いお気持ちを持っていただいた方についても然り、来週 28 日の キックオフ でメンバー間の認識合わせを行わせていただきつつ、みんなでそうした場を作り上げる礎としましょう。

https://fec-kansai.connpass.com/event/339864/

なお、この参加には 条件や資格は一切、設けておりません

参加してみたいけど迷っているよ、という方には、まずこのイベントに参加してみて、雰囲気を掴んでいただければ幸いでございます。

また、28 日当日のご参加が難しいよ、という方については、後日スタッフ募集の枠を設けさせていただく予定となりますので、是非とも 公式 X アカウント 並びに 公式 Bluesky アカウント のフォローをよろしくお願いいたします。

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