この記事は jiyuujin Advent Calendar 2023 の 18 日目の記事になります。
先日 11 月 8 日に開かれた Microsoft 様による Azure Container Apps ワークショップのレポートを簡単にまとめさせていただきました。
今年よりジョインさせていただいている wevnal では、この Azure Container Apps の導入されているプロダクトが存在しています。それを踏まえて、基盤技術や戦略を理解し、より効果的なソリューションやベストプラクティスを得るため、このワークショップへ参加させていただきました。
なお、私自身、当日の昼に所用がございましたので、途中参加のリモート参加という形になっております。
これまで (現在も) AWS をメーンに使ってきた (きている) 私にとって、下の比較表を念頭に今回のワークショップ参加に臨ませていただきました。
AWS | Azure |
---|---|
Elastic Container Service / Fargate | Container Apps |
Fargate | Container Instances |
App Runner | Web App for Containers |
Elastic Container Registry | Azure Container Registry |
Elastic Kubernetes Service | Azure Kubernetes Service |
ちなみに、Azure 公式からも、同様の比較表が公開されています。
機会あればこちらもご参照いただきたい。
Azure Container Apps ハンズオンのさわりを
そもそもコンテナとはなんぞやという話から始まり、そのコンテナ技術を利用する上で必要となりそうな前提知識、コンテナを活用できる利用シーンへの理解を深めます。
- Docker コンテナのプロセスを確認する
- 名前空間 (namespace) でファイルシステムやネットワークを分離する
- cgroups (Control Group) で CPU やメモリ、ディスク I/O、ネットワークを制限する
その理解に努めた上で、Docker イメージの構築と、Azure Container Registry の作成、Azure Container Apps の作成を進めました。
AWS の ECS 同様、この Azure Container Apps の作成まで、Azure Portal の中で作成操作が完結できるのは、ほんとうに便利な世の中であることを改めて気付かされました。
そして、これより先は Azure ならではという形で、この Azure Container Apps を運用するにあたって、リビジョンやアプリケーションのスケーリングなどの詳細な設定を操作できることを学びます。
余談
奇しくも私自身も、同期間に上京しておりましたが、あいにく私用で現地参加は叶いませんでした。
wevnal 公式 note では、現地参加された方よりブログが上がっています。